E君の場合ーソーシャルコース

E君

小学5年生

指導目標

・ 気持ちのコントロールの仕方を身に着ける

・ 遊び・余暇を共有する力を身に着ける

指導内容

1.気持ちのコントロールの仕方を身に着ける

 遊びの場面や集団の場面で、負けたり、追いつけなくなったと感じた時に気持ちが荒れてしまう事が多々あるとのことで教室に来てくださいました。そういった場面で気持ちを「置いておく」練習をはじめて、負ける場面での気持ちの整理の仕方から練習をしていきました。

 最初はE君が勝ち続ける場面を作り、何回かしてから勝った人の気持ちと負けた人の気持ちについて考える場面を設けました。その後、E君と相談して相手を勝たせてあげる方法を考えたり、負けた相手を励ます方法を考えていきました。気持ちについて考えていく過程で、「自分が負けた時もこうしたらいいね」と言えてくるようになり、負けることに次第に抵抗がなくなってきています。同時に、うまくいかないときも気持ちの整理が少ししやすくなってきています。

 引き続き、気持ちについて学んでいき、種々の気持ちを大切にしていく練習をしていきます。

2.遊び・余暇を共有する力を身に着ける

 同年代の友だちと共通の話題がなかなか持てずに、会話をする場面があまりないとのことでしたので、E君の興味と関連している同年代ではやっている中でいくつか遊びを提案し、一緒に取り組んでみることにしました。初めてのことに取り組むのが苦手なのですが、実は玩具等については仕組みがとても気になっているようだったので、一緒に細かく分解して、構造について調べて、再度組み立てる等の作業を行っていきました。

 仕組みについて知識がつき、同級生の遊んでいる遊びに興味を持ち始めてからは、同級生から「〇〇はかせ」と呼ばれて、最近は会話の中心にいるということを話しています。会話の中に入ると、今度は話をどこでやめたらいいのかがわからなくてこまっているとのことでしたので、今は話の仕方についてテーマを変えて練習をしています。

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